ツイッターはビジネスでも扱われる優秀なツールですが、犯罪も横行しているのも現実です。
詐欺や乗っ取りを行うアカウントは巧妙な手口、語り口で騙そうとしてくるものばかり。
意識していないと簡単に騙されてしまうかもしれません。
本記事では、ツイッター上で起こりうる危険と怪しいアカウントを見極めるポイントを解説します。
怪しいアカウントを自分の目で見極められるようになり、安全にツイッターを楽しみましょう。
ツイッター上で起こりうる危険

乗っ取り
アカウントの乗っ取りは、ただのいたずらではありません。
自分のアカウントが詐欺や犯罪に使われたり、個人情報が抜き取られてしまう危険があります。
複数のアカウントを乗っ取って詐欺ツイートを流すことにより、1,000万円以上の被害が発生した事例もあるほど。
また、個人情報を抜き取られると、他のSNSやクレジットカード情報の流出に繋がるケースもあります。
乗っ取りを行うアカウントは巧妙な語り口であなたを騙し、乗っ取りに繋がるリンクを踏ませようとします。
乗っ取られたことに気づかずに悪用されるパターンもあるため、日頃から怪しい勧誘には注意しましょう。
詐欺
ツイッターでは、「誰でも簡単に稼げる」というような甘い謳い文句で詐欺を働くアカウントが存在します。
情報商材であったりコンサルだったりと様々ですが、言われたとおりに稼げるようなことはほぼないでしょう。
最終的に「必ず稼げるわけではありません」といった逃げ口が示されており、稼げなくても当事者の努力不足と思わされるパターンもあります。
甘い言葉に騙されないようにしなければなりません。
怪しいアカウントを見極める4つのポイント
Twitterで怪しいアカウントを見極めるポイントは、以下の4つです。
1.DMで勧誘してくる
2.「稼ぎたい人はDMください」系のプロフィール
3.相互フォロー推しのアカウント
4.メルマガ・公式LIN等へ誘導してくる
順番に解説します。
DMで勧誘してくる
最もよくある怪しいアカウントは、いきなりDMを送りつけてくるアカウントです。
「はじめまして、私は◯◯をして自由な生活を手に入れました。あなたも1日10分の◯◯で人生を変えませんか?」というようなメッセージが送られてきます。
このようなメッセージは情報商材を売りつけたり、月額制の有料メルマガ等の登録に繋げたりする代表的な手口です。
大量のアカウントに同じ文章をテンプレートで送りつけている場合も多く、相手からすれば「数人でも引っかかればラッキー」くらいのものでしょう。
基本的に無視するか、「興味ありません」の一言でOKです。
なんの交流もなしにいきなりDMを送ってくる人に関しては、警戒しておきましょう。
稼ぎたい人はDMください系
プロフィールに「本気で稼ぎたい人だけDMください」といった一文が書かれているアカウントです。
投稿に札束や高級な車の画像を投稿して、いかにもお金を稼いでいる感を出しているアカウントがよくあります。
見るからに怪しいので関わらないようにしましょう。
相互フォロー推しの人
アカウント名に「@相互フォロー100%」と書いているアカウントや、ツイートに「#相互フォロー」といったハッシュタグを付けているアカウントです。
情報商材を販売したりメルマガへの登録を促したりするには、ある程度のフォロワー数が必要であり、それを稼ぐためだけに相互フォローを行っている場合があります。
相互フォローでフォロワーを増やすアカウントの全てが怪しいわけではありませんが、こういったアカウントが有益な発信を行っていることはまずありません。
相互フォローを推奨するアカウントとは、関わらないようにしましょう。
メルマガ・公式LINEへの誘導
プロフィールに「無料メルマガで簡単に稼げる情報を配信中」といった内容が書かれているパターンです。
こういった無料メルマガは、情報商材の販売へ繋げるためのものがほとんどです。
といってもTwitterをビジネスツールとして活用しているアカウントは、こういったマネタイズの手法が多いです。
全てが悪質な詐欺であるとは限りませんが、日頃のツイートの内容や、ツイートに対する反応を見て優良なアカウントかどうか見極めなければなりません。
「情報商材にお金を払う気なんてない」という人は無理に関わらないようにしましょう。
まとめ
<Twitterで怪しいアカウントを見極める4つのポイント>
- DMで勧誘してくる
- 「稼ぎたい人はDMください」系のプロフィール
- 相互フォロー推しのアカウント
- メルマガ・公式LIN等へ誘導してくる
ツイッターは情報を集めるにも、ビジネスツールとしても優秀なツールですが、思わぬところで犯罪に巻き込まれる危険もあります。
怪しいアカウントを自分の目で見極められるようになり、安全にツイッターを楽しみましょう。