ツイッターでの炎上により人生が大きく変わってしまったという話は珍しくありません。
有名人でなくてもたった一つの投稿がきっかけで職を失い、提訴され、就職もできず、人生が狂うことにもなる恐ろしいものです。
ただ、ツイッターを運用する上で100%炎上を防ぐということはできません。
悪意のあるアカウントによる拡散や、揚げ足をとるような炎上のさせ方はいくらでも考えられるからです。
炎上させないようにするためには一つ一つの投稿の内容を吟味することはもちろん、日頃から誠実な発信を心がけることが大切です。
本記事では、ツイッターで炎上しないために気をつけるべき5つのポイントを解説します。
不要な炎上を避けることは、アカウントの信頼を築くことにも繋がります。
誠実な発信で炎上を防ぎ、信頼されるツイッター運営を心がけましょう。
1.差別的な発言をしない
最も炎上する可能性の高い投稿は、差別的な発言です。
男女差別、障害者差別、地域差別、人種差別、宗教的な差別、こういった問題には最も気をつけなければなりません。
時代が流れ海外の価値観に触れる機会も増え、日本の中の当たり前の常識も変化しています。
古い日本の価値観の中には差別的な価値観が含まれていることも多く、その変化を敏感に捉えていないと意図せず差別的な発言をしてしまうこともあるでしょう。
例えば「女性が家事を行うべき」などという偏った価値観は男尊女卑の差別発言ですし、例外なく批判を受けるでしょう。
常に自分の中の常識と向き合い、発信が差別的な見解でないか考えるようにしましょう。
2.誹謗中傷をしない
誹謗中傷を伴う発言は、批判や対立を生み出しやすいです。
自身の投稿内容はもちろんですが、他のアカウントへのコメントへの誹謗中傷は直接炎上を生み出すことになりかねません。
誰かを傷つけるような発言を続けていると、いずれ他の誰かに叩かれます。
意見を述べることは大切ですが、それが相手に対する攻撃である必要はありません。
相手の意見を否定するのではなく、あくまで一つの意見として述べるようにしましょう。
3.対立しない
ツイッターを長く運営していると、自分の発言に対して異を唱えてくる人も現れます。
そこで相手を批判したり、対立を生んだりすることによって炎上することもあります。
異なる意見があることは当然ですし、そこで対立を生む必要はありません。
自分の意見が必ずしも受け入れられるとは限りませんし、正論が正義であるとも限らないからです。
だからこそ一人ひとりの意見や価値観に意味があるわけですが、だからといって異なる意見を否定する必要はありません。
炎上は必ずしも誹謗中傷のコメントだらけではなく、むしろ正論である場合が多いです。
しかし、正論は時に相手を傷つける武器になります。
相手の逃げ道を塞ぎ、追い詰め、孤立させます。
「もしかしたら自分の発言が相手を追い詰めているかもしれない」と誰もが考えられたら、炎上は起こらないはずなんですよね。
相手の意見を潰す必要はないですし、「相手はこう考えているんだな」くらいにとどめておくことも時には必要です。
4.法に触れるような写真や動画をあげない
犯罪を犯している場面を堂々とアップしていては、当然批判の的になります。
正義感の強いたくさんのアカウントに拡散され、やがて提訴されたり職を失ったりといったことに繋がってしまいます。
画像や動画といったものはテレビやメディアにとっても扱いやすく格好のネタになるため、大炎上する可能性が極めて高くなります。
身内でやんちゃ自慢をするのは楽しいかもしれませんが、SNSで発信すると取り返しのつかないことになります。
写真や動画の扱いにはくれぐれも注意しましょう。
5.ツイートする前に内容を吟味する
上記のような内容を日頃から考えていても、つい軽率な投稿をしてしまう可能性は捨てきれません。
炎上はあくまでツイートの内容に対する一つの批判から起こります。
毎回投稿を行う前に、「差別発言ではないか」「誰かを傷つけることにならないか」「批判を受ける内容ではないか」といったことをチェックする癖をつけるようにしましょう。
一度ネット上に流れてしまうと、気づいたときには取り返しのつかないことになっているかもしれません。
ツイッターでの発信も、世に出る前に確認しましょう。
まとめ
- 差別的な発言をしない
- 誹謗中傷をしない
- 対立しない
- 法に触れるような写真や動画をあげない
- ツイートする前に内容を吟味する
ツイートを炎上させないようにするためには、日頃から誠実な発信を心がけることが大切です。
様々な価値観や意見の違いに目を向け、誰かを傷つける発言になっていないか確認しながら運用することが大切です。
不要な炎上を避け、アカウントの信頼を築く運用を心がけましょう。